準備編①では、マニラ経由のために必要なフィリピンeTravelを取り上げました。今回はいよいよ最終目的地、バリ入国前に済ませておく3つの手続きです。フィリピンとはまた違う仕組みなので、それぞれ整理しておきます。
e-VOA(電子ビザ):観光目的での入国に必要
インドネシアは日本国籍者に対してビザなし渡航を認めていないため、観光目的で入国する場合はビザ・オン・アライバル(VOA)が必要です。空港カウンターでも取得できますが、事前にオンラインで申請しておく「e-VOA」を使うと、到着後の手続きがスムーズになります。
費用は1人あたりIDR 500,000(日本円で4,500円前後)。滞在可能日数は30日間で、1回に限り延長も可能です。公式サイトはevisa.imigrasi.go.idで、パスポート情報や渡航日程、帰りの航空券情報などを入力してオンライン決済すれば、登録したメールアドレスにe-VOAが届く仕組みです。
検索すると「evisa-imigrasi-go.id」のようなハイフンでつないだ紛らわしいドメインの非公式サイトも出てきます。正規サイトは「imigrasi.go.id」というインドネシア政府のドメインで完結しているかを必ず確認してください。
Bali Tourist Levy(観光税):バリ入境者が対象
バリ州が独自に導入している観光税で、外国人旅行者はバリに入る際に一律で支払う必要があります。
費用は1人あたりIDR 150,000(1,350円前後)の一回限りの支払いで、公式サイト「lovebali.baliprov.go.id」から事前にオンライン決済しておくと、到着時の窓口に並ばずQRコードを提示するだけで済みます。空港到着後に窓口で支払うことも可能ですが、混雑時は列ができるため、事前決済がおすすめです。
こちらも要注意で、公式ドメインは「.go.id」のみです。「.com」や「.org」で終わる非公式サイトがIDR 300,000以上を請求してくるケースが報告されているので、検索結果の上位に出てきても安易にクリックしないようにしてください。
All Indonesia Arrival Card:入国・税関・検疫がひとつに統合
以前は個別だった入国カード・税関申告・健康申告が、「All Indonesia」という一つのシステムに統合されています。ウェブ版とアプリ版があり、公式サイトは「allindonesia.imigrasi.go.id」です。
登録は無料で、到着の3日前(72時間前)から可能。フィリピンのeTravelと同じく、登録完了後にQRコードが発行されるので、スクリーンショットで保存しておきます。フィリピン人以外の外国人旅行者を含め、入国するすべての人が対象です。
今回のケースでの費用感
今回は2名での渡航なので、事前に支払う金額の合計目安は次のとおりです。
| 項目 | 1人あたり | 2人合計 |
|---|---|---|
| e-VOA | IDR 500,000(約4,500円) | IDR 1,000,000(約9,000円) |
| Bali Tourist Levy | IDR 150,000(約1,350円) | IDR 300,000(約2,700円) |
| All Indonesia Arrival Card | 無料 | 無料 |
e-VOAとBali Tourist Levyはそれぞれ別のサイトでの手続きになるため、混同しないよう注意が必要です。
出発前チェックリスト
evisa.imigrasi.go.idでe-VOAを申請し、オンライン決済を済ませる
lovebali.baliprov.go.idでBali Tourist Levyを支払い、QRコードを保存する
到着72時間前を過ぎたら、allindonesia.imigrasi.go.idでAll Indonesia Arrival Cardに登録する
3つのQRコードをすべてスクリーンショットで保存し、フォルダなどでまとめて管理しておく
いずれの手続きも、公式ドメイン(imigrasi.go.id / baliprov.go.id)であることを確認してから入力する
次回「準備編③」について
3つの手続きが済んだら、あとは荷物とレストラン予約です。次回は、計画編で触れたガルーダ国内線の受託手荷物制限や、El Kabron・Akasaといったレストランの予約タイミングについて整理する予定です。
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